心身を鍛える新聞配達のアルバイト

心身を鍛える新聞配達のアルバイト

アルバイトを通して分かった事

アルバイトをする事は、社会に出る前にお金を稼ぐ事がどれだけ大変かという事を学べる大事な機会だと思います。私は大学一年生の頃にイタリアンレストランでウエイターのアルバイトをしていました。そこの店長はとても厳しく、入ってきた新人の殆どが3か月以内に辞めていってしまう程でした。しかし私は周りの先輩に助けられ、怒られながらも何とか3か月を乗り切る事ができました。

初めは分からない事だらけで、怒られながらも必死に仕事を覚える事しかできませんでしたが、徐々に周りを見られる余裕が出てきた頃、厳しかった店長の仕事に対する熱意と、社員やアルバイトに分け隔てなく教育している姿が見えてきました。冬休みに入る頃、売り上げがよく本部から褒められたお祝いに、お店が閉店した後に社員とアルバイト全員で親睦会をやりました。普段はあまり食べる事のないお店のメニューを店長がご馳走してくれたのです。

店長曰く、店の自慢の料理をもっとみんなに知ってもらい、更にいい接客をして欲しいとの思いがあったそうです。店長は厳しくも人情味のある方で、イタリアンを心から愛する人でした。店長の接客には気づかない様な細かい心配りがあり、それを全ての従業員に徹底指導した結果が今の店長の姿だったそうです。そんな店長が居たからこそ、売り上げを伸ばす事が出来たのだと思います。お金を稼ぐためにはお客様に求められないと成り立たないという事、その為にはどういった方法があるのかを学ぶ事ができました。あの時のアルバイトの経験は今でも私の財産です。